「花粉症にヨーグルトがいい」という話を耳にしますが、「それって本当にいいの?」と疑問にも感じてしまいますよね。
今回は、花粉症にヨーグルトが良いと言われている理由についてお話したいと思います。
花粉症にヨーグルトが良い理由
花粉症の症状を悪化させる要因のひとつに、腸内細菌の変化が指摘されています。食生活の変化などから悪玉菌が増加しているのです。
ヨーグルトには、その乳酸菌の力により“腸内細菌のバランスをよくして免疫力を向上させる”という働きがあります。腸内の善玉菌を増やしていくことで花粉症の症状を改善していくことができるのです。
これらのことから、花粉症にヨーグルトが良いといわれています。
実際にヨーグルトを食べ始めたら、
・花粉症の症状が薄れてきた
・花粉症の薬を飲む機会が減って楽になった
などという話もあります。
花粉症の薬に頼らなくても症状が軽減できるなら、ヨーグルトを試してみる価値は十分にありそうです。
どんな種類のヨーグルトがいいの?
ひとことにヨーグルトといっても、とてもたくさんの種類があります。
多すぎて迷ってしまいます(>_<)
では、どんなヨーグルトを選べばいいのでしょうか。
それは、“腸まで届くタイプのヨーグルト”を選ぶとよいでしょう。
というのも、せっかく素晴らしい乳酸菌だったとしても、腸に到達する前にやられてしまっては意味がなくなってしまいますからね(苦笑)
商品のパッケージなどにも「腸まで届く」というように書かれていることも多いので、見つけやすいかと思います。
ついお気に入りのヨーグルトを買ってしまいがちですが、「花粉症対策」を考えている場合は、腸まで届くタイプを積極的に選んで腸内の善玉菌を維持していきましょう。
ヨーグルトを食べる時の3つの注意点
そして、ヨーグルトを食べる時の注意点としては、まず“続ける”ことです。ヨーグルトを食べたからといって、次の日にすぐ効果があります!という即効性のものではないからです。花粉症になる時期の、最低でも半年くらい前から食べはじめると効果が出やすいようですよ。
実際に花粉症の時期になる8ヶ月前くらいから食べ始めたら、医者の薬も飲まずに過ごすことができたという人もいるそうです。
そして、“暴飲暴食をしない”ということです。せっかくヨーグルトで腸内環境が整ってきているのに、「ちょっとくらいいいよね^^」といって食べ過ぎたりしたら、一気に悪玉菌が増えてしまいます。
この「ちょっとくらい」が曲者なんですが(苦笑)積み重なることで今までの努力が水の泡になってしまいますので、なんとか耐えていきたいところです。
最後に、ヨーグルトだけでなく“乳酸菌のエサになるような食品も一緒に摂る”ということです。ヨーグルトだけで腸内の善玉菌を維持するのは大変ですから、それらの維持をサポートするような食品も積極的に摂るといいでしょう。野菜や納豆などの発酵食品、オリゴ糖などを工夫して摂るようにしたいですね。
まとめ
花粉症にヨーグルト、試してみる価値はありそうですね。
すぐに症状を改善することはできないかもしれないけれど、長い目で見たら身体のためにもよさそうです。
腸内環境を整えることで得られる健康効果もありそうですしね^^
まずは始めてみましょう。