花粉症の症状、辛いですよね。私も時期になると、目のかゆみや鼻水に悩まされてしまいます。
今回は、そんな花粉症の症状を少しでも和らげたり遅らせたりするための予防対策についてお話します。
花粉症予防する5つの対策
花粉症は、花粉が原因で起こります。ですので、この花粉をどれだけ防ぐことができるかがポイントになります。
ここでは、花粉を防ぐために5つの方法をお伝えします。
マスク
花粉症対策の定番ですね。マスクを利用することで吸い込む可能性のある花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。その結果、鼻の症状を軽くするという効果を得られますよ。性能の良いマスクでは95%以上の花粉をカットできるというものもありますね。
ですが大事なことは、顔にフィットするマスクを選ぶということです。もしマスクをしても横に隙間ができてしまったら、そこから花粉が入ってしまいますからね。そして、息のしやすいもの、使い捨てのものを選ぶといいでしょう。
それから、マスクの内側にガーゼを当てる(インナーマスクと言われます)と、さらに鼻に入る花粉を減少させることができるということが分かっているようです。ひと手間かけるだけでより効果が得られるならやってみたいですね。
メガネ
花粉症対策として、メガネをすることも効果的です。
ある実験で、メガネを使用した場合としない場合の花粉量を比べてみたところ、通常のメガネでも眼に入る花粉量がおよそ40%減少するということがわかったそうです。防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するそうですよ。
また、花粉の飛ぶ量が多い季節にコンタクトレンズを使用していると、花粉によるアレルギー性結膜炎の症状をコンタクトレンズの刺激で増やしてしまう可能性があるそうなので、できるならこの季節だけでもメガネに替えた方がよいかもしれませんね。
服装
花粉の飛ぶ量が多い季節の外出時の服装は、ウール素材の衣服は避けた方がよいでしょう。なぜかというと、一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすいため、簡単に花粉を屋内に持ち込んでしまうからです。
また、露出している頭、顔、手などは花粉が付きやすいので、
・頭と顔はつばの広い帽子をかぶる
・手は手袋を使う
など、これらの対策をすることで花粉の付着量を減らすことが可能になります。
うがいや洗顔
うがいには、喉に流れた花粉を除去する効果があります。ですので、外出から帰ったらうがいを必ずするようにしましょう。
また、外出から帰ってきたら洗顔をして花粉を落とすことも効果的です。ですが、洗顔も丁寧にすることがポイントになります。でないと眼や鼻の周囲についた花粉が水を伝って侵入し、かえって症状が悪化することになりかねないので注意が必要です。
室内の換気や掃除
花粉の飛ぶ量が多いシーズンに窓を全開にして換気すると、大量の花粉が室内に入ってきますよね(>_<)だからといって締め切っているわけにもいきません。
そんな時は、カーテンを上手に利用しましょう。ある実験では、窓を開ける幅を10cm程度にして、レースのカーテンをしたところ、何もせずに窓を開けていた時より屋内へ花粉の入る量をおよそ4分の1に減らすことができたそうです。
ですが、室内に入った花粉は、床やカーテンなどに多数残っているので、拭き掃除をしたりカーテンは定期的に洗濯することも大切ですよ。
まとめ
定番の花粉症対策も、ちょっとしたひと手間でより効果を得られることがわかりました。
ちょっと面倒だなと思うこともあるかもしれませんが、少しでも辛い症状を和らげるために、できることから実践していきたいですね。