寒い季節についついずっと入っていたいのが、こたつですよね。
一度入ったら抜け出せません(笑)
ぬくぬくと温まっていると、いつの間にかそのまま寝てしまうことも。
「こたつで寝ると風邪をひく」ということをよく聞きますね。
ですが、こたつで寝てしまうと風邪だけではなく別の病気の危険性もあるようです。
こたつで寝ると風邪をひく理由とは?
大きく2つのことがうまく機能しなくなるため、風邪をひきやすくなると言われています。
体温調節
こたつに入っているときの状況を想像してみてください。
下半身はあたたかく上半身はつめたい状態になりますよね?
このように体温のギャップが生じると、
脳が「どっちに合わせればいいの(>_<)」と混乱をしてしまうんだそうです。
そのため、体温調節のコントロールがうまくいかず、風邪をひきやすくしてしまうひとつの原因になっているようです。
発汗調節
こたつに入っていると、下半身は常に体温より高い温度に保たれることになります。足湯に入っているような状態ですね。じんわりとからだがポカポカしてきて、知らない間に汗をかいているんですね。
それが寝ている間だと、無意識に布団をまくったり服を脱いだりするので、汗をかく→冷えるの繰り返しが起こっています。そのため、風邪をひきやすくなってしまうようです。
こたつで寝ると脳梗塞の危険が?!
「こたつ」と「脳梗塞」って、繋がりがないように感じます。
私自身も、調べてみるまでまったく想像もしたことがありませんでした。
ですが、そういわれてみれば繋がらなくもないなということが分かったので
お伝えします。
そもそも脳梗塞は、脳の血管に血栓などが詰まってしまうことが要因と言われています。その血栓ができやすくなる状態として、「脱水」があります。
こたつに入っていると常に下半身が温められ、血液の循環も良くなっています。そのため、ジワジワと汗をかいているのです。これが水分補給をしない寝ている間も起こっているので、脱水状態になりやすくなるのです。
こたつで寝る → 脱水状態 → 血栓ができやすくなる → 脳梗塞の危険性あり
というようなことが起こり得る可能性があるのです。
脳梗塞のほかにも、こたつで寝ることで
「脱水症状」「便秘」「不眠」「腰痛」などを引き起こすとも言われています。
こたつでみかんを食べる理由は理にかなっている!
ところで、こたつに入っているとき、みかんを食べたことはありますか?
「こたつでみかん」は冬の定番として広く親しまれていることだと思います。
こたつで「アイス」も美味しいのですが、なぜ「みかん」なのでしょうか?
みかんには、風邪予防に効果的と言われるビタミンCや疲労回復効果があると言われるクエン酸が多く含まれています。
また、袋には水溶性食物繊維のペクチンが含まれているため便秘予防にも。
さらには、水分も補給できるとあって、こたつによる弊害を補うための強い味方として、昔から親しまれていたのです。
ただ単に、季節のものだからというだけではなかったのですね。
まとめ
どんなに素晴らしい道具でも、良いところと気をつけなければいけないところは存在します。
そして、気をつけなければいけないところを補うための方法もあることがわかりました。
せっかくのぬくぬく幸せな時間を奪われないために、万が一のことを考えて、
気をつけることも大事ですね。