大晦日に食べる年越しそば。何気なく食べているものだと思いますが、なぜ食べるようになったと思いますか?
年越しそばの意味や由来についてお伝えしています。
年越しそばの由来は?
なぜ、大晦日に年越しそばを食べるようになったのでしょうか?
よく言われる理由としては、
・細く長くという縁起の意味で食べるようになった
・来年も幸せを「そば」からかきれる
・そばはよく切れるというところから、苦労や借金などを縁を切るため
など「縁起物として食べる」といのが一般的な考え方のようですね。
また、年を越す前に食べ終わらないと来年の金運に恵まれないとも言われたりするそうですよ。
※地域によって様々な考え方があります。
薬味の「ネギ」にも理由があった
お蕎麦の薬味として代表的な「ネギ」ですが、年越しそばを食べる時には欠かせない食材だって知っていましたか?
・疲れをねぎらうという意味の「労ぐ(ねぐ)」
・祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」
・お祓いしたり清めたりする神職の人が行う「祢宜(ねぎ)」
これらの言葉にかけて、1年間頑張ってきたことをねぎらい、新しい年の幸せを祈って心安らかに新年を迎えようという気持ちを込めているんですね。
ですので、年越しそばを食べる時には、薬味のネギも一緒に食べるようにしたいですね。
まとめ
年越しそばについてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
普段何気なく食べている年越しそばにも、幸せを願う意味がしっかり込められていたのですね。
今年の年越しそばは、新鮮な気持ちで食べられそうですね。